急に夏が終わって秋になったみたいです。
スカウトがさわやかに活動できる季節ですね。
9月23日(日)は、カブ隊・ビーバー隊合同活動として北池袋の大和サンプル製作所において、食品サンプル作成を行いました。 食品サンプルとはその名の通り、食品の見本。料理名だけではわからないものを見た目で説明してくれるものです。
日本では当たり前に見かけますが実は日本独自の技術であり文化なのです。
成増駅に集合して出発です。カブ隊、ビーバー隊はそれぞれ北池袋まで時間差の電車に乗って移動し、食品サンプル工房にお邪魔しました。
本来工房で作れる食品サンプルにはカレーライスやラーメンやピザなど色々あるのですが、今回は初級編としてパフェやタルトやホットケーキを作ります。
工房のお兄さんから食品サンプルの歴史などを聞いて、それぞれの種類ごとの机に別れて制作開始です。
ビーバースカウトはミニタルト、カブスカウトはパフェを作った人が多かったのですが、どちらもシリコーンで作る生クリームの部分が製作上で難しいところです。握力が足りないと上手くシリコーンのクリームが絞れないのです。
工房のお兄さんやお姉さんに教えてもらったり、補助を借りたりしながら順番にクリームを絞りましたが、見守っている他のスカウトは頑張れ頑張れと声援を送っていました。
食品サンプル作りで声援があるのはめずらしいのでは?クリームが絞れたら、お好みのチョコやフルーツをデコレーションして完成です。
最後に工房のお兄さんから日本で最初の食品サンプルは何でしょうというクイズがあったのですが、いきなりビーバースカウトの〇〇さんが「オムライス!」と見事に正解!お兄さんは何でわかったの?と驚いていました。
今回の食品サンプルは初級編でしたが、将来もっと難しいものに挑戦したくなったら個人で体験することもできるでしょう。今日の体験がそのきっかけになったと思います。
食品サンプル以外にもボーイスカウトでは様々な体験ができます。
それらの体験を通してスカウト達が少しずつ成長することをリーダー達は見守っています。
BVS隊 隊長 野田真一
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