キャンプ2日目!昨夜も楽しすぎて寝れなかったスカウトたち、朝6時に起きてくれるか心配でしたが、全員が見事に6時に起床し、身支度も完璧でした。
朝の活動は、セレモニーとラジオ体操からです。聞き慣れたラジオ体操の歌と思いきや、朝の高原に響き渡る謎の言語!?頭に???がついたスカウトたちが一生懸命に考えます。英語?中国語?韓国語?高らかに付帯上げるその言語は・・・。イタリア語でした!!いつものラジオ体操が全く違うものに感じました。
セレモニーの後に朝食を済ませ、今日のメイン活動『野外炊飯』です。薪割り、火起こし、飯盒炊飯、カレー作り、全てスカウトたちが自力で行います。 まずは薪割りと火起こしからです。鉈(なた)や火を使うので、本物の危険と隣り合わせです!いつもは優しいリーダーたちも、この時ばかりは厳しい表情。重大な事故(怪我)に繋がる恐れがあるため、ふざけることを許さず一人一人にマンツーマンでしっかりと教えます。


火起こしは、新聞紙と薪をスカウト自身が組み上げ、マッチを使い点火します!ただし、使えるマッチは一人3本まで!マッチの使い方が上手くできないスカウトや、新聞から薪に火が燃え移らないスカウトもいましたが、トライアンドエラーを繰り返しながら、ほとんどのスカウトが火を起こすことができました!






飯盒炊飯とカレー作りは、リーダーから基本的な事項のみを聞き、あとは全てスカウトたち自身で作業します。野菜をどのくらいの大きさに切るのか?米はどれくらい研ぐのか?竈(かまど)の火は、どれくらいの強さにするのか?誰が何の役割を担当するのか?など、全て各組の組長を中心にスカウトたちで話し合い、考えて進めます。
結果的に美味しくないカレーとご飯が出来ることもありますが、それも含めて経験(訓練)です。以前のキャンプでは、そうこともありましたが、今回はどうなるのでしょうか?

結果!過去の反省を活かして、とても美味しいカレーとご飯が出来ました! ガスコンロと違い、竈の火の勢いを保つのが難しいのですが、組長を中心として皆で交代しつつ、火の番を務めることで火力を一定に保ち、カレーも飯盒炊飯も素晴らしい出来となりました。みんな何度もおかわりをして、お鍋も飯盒も綺麗に空になりました!
全員で協力して後片付けまで終わらせると、いよいよ帰りのセレモニーの時間です。 まだまだ遊びたいスカウトたちですが、気持ちを切り替え、宿舎の方へ感謝の気持ちを込めて御礼の言葉と御礼の品を渡しました。
宿舎(小川げんきプラザ)から東武竹沢駅までは、楽しくキャンプの思い出話をしながら約1時間のハイキング。
電車に乗ると、一気に疲れが出たのか眠ってしまうスカウトもちらほら・・・。それでも最後、解散する時はしっかりと整列して、仲良くカブコールをして解散です。

次のキャンプは夏休みです!夏キャンプは、練馬区内の5つの団が合同で実施します!新しい仲間と新しい絆を深め、かけがえのない思い出と経験ができるようにリーダー一同見守っていきたいと思います!
カブ隊 デンリーダー 因泥 理子